タイの20県で外出禁止令解除 バンコクなどは継続[2014/06/11 12:57]

 タイの軍事政権は、11日までに夜間外出禁止令を20県で新たに解除しました。

 解除されたのは、観光地がある中部カンチャナブリや北部スコタイなど、20県の全域や一部地域です。しかし、首都バンコクをはじめ、インラック前首相や兄のタクシン元首相の出身地である北部チェンマイ県や、タクシン派が優勢とされる東北部の複数の県は解除されませんでした。夜間外出禁止令はクーデター当日の5月22日、タイ全域に発令され、その後、当初の午後10時から午前5時が、午前0時1分から午前4時に短縮されました。プーケットやパタヤなどの観光地も優先的に解除されていますが、依然としてタイ全土の半分以上の県で発令が継続されます。

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