ウクライナがEUと「連合協定」ロシアは猛反発[2014/06/28 07:10]

 ウクライナなど旧ソビエト連邦の3カ国が、EU(ヨーロッパ連合)の加盟に向けた「連合協定」に署名しました。ロシアは猛反発しています。

 EUとの連合協定に署名したのは、旧ソビエトから独立したウクライナ、モルドバ、グルジアの3カ国です。ウクライナのポロシェンコ大統領は署名後、「ソビエトから独立して以来、最も重要な日だ。協定はクリミア半島を含むすべてのウクライナに適用される」と強調しました。連合協定は、EUとの自由貿易だけでなく、行政や司法などにも及び、3カ国の「ロシア離れ」を鮮明にするものです。この動きについて、ロシア大統領府の報道官は、ロシアの経済に悪影響が出るならば「必要な措置をすべて取る」と反発を強めています。また、プーチン大統領は、ウクライナに適用されている関税の減免を見直す考えを明らかにしています。

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