モスクワ地下鉄脱線　テロの可能性を否定[2014/07/16 05:51]

　モスクワの地下鉄で起きた脱線事故について、ロシアの捜査当局はテロの可能性を否定しました。

　ロシア連邦捜査委員会は15日の会見で、脱線事故の原因について「テロを除くあらゆる可能性を捜査する」と述べ、事故は人災で起きた可能性があるとの見方を示しました。そのうえで、電圧の低下に伴う急ブレーキが脱線の原因だと述べました。これに対し、電気を供給している企業は電圧の低下を否定しています。この事故で、少なくとも20人が死亡し、160人以上が負傷しています。これまでに、日本人が事故に巻き込まれたという情報はありません。