米高官「日朝協議で日本は“核問題”も認識」と評価[2014/07/31 15:01]

 アメリカ国務省の高官が、日本政府は拉致被害者の再調査を巡って北朝鮮と協議しているが、核などの問題についても重要性を認識していると述べました。

 デービース北朝鮮担当特別代表:「北朝鮮の核ミサイルの脅威に最大の懸念を持つことが重要だ。日本はそのことに対し、非常に理解を示している」
 デービース氏は、拉致被害者の再調査を巡る日朝協議について「日本は透明性のある取り組みをしている」と評価しました。デービース氏の発言は、日朝協議が進むことで核問題に対する関係国の足並みが乱れるのではないかという懸念を打ち消す狙いがあるとみられます。また、北朝鮮が繰り返し弾道ミサイルを発射していることについては、国連安保理決議に違反し、容認できないと強く非難しました。

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