バナナの皮で…イグノーベル賞、日本人教授が受賞[2014/09/19 11:55]

 ユーモラスで独創的な研究に贈られるイグノーベル賞が発表され、バナナの皮の滑りやすさを実験で解明した日本人の教授が受賞しました。

 北里大学医療衛生学部・馬渕清資教授:「This is a banana〜!(これがバナナ〜!)」
 今年のイグノーベル賞で物理学賞を受賞したのは、北里大学医療衛生学部の馬渕教授です。馬渕教授は、バナナの皮の滑りやすさを誰も科学的に証明していないことに気付き、バナナの皮を置いて踏むと6倍から7倍滑りやすいことを実験で証明しました。馬渕教授は、この成果を人工関節の摩擦を減らす研究に役立てたいとしています。実験にあたり、遊んでいると思われることを恐れ、家族にも言わずにほとんど1人で研究したそうです。

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