北方領土訪問のロシア高官、択捉島で新空港を視察[2014/09/25 08:01]

 ロシアの大統領府長官が択捉島を訪問し、空港を視察しました。ロシア政府の要人が北方領土を訪問するのは2年ぶりのことです。

 ロシア・イワノフ大統領府長官:「毎回、私が訪れる際に日本の遺憾や不満を聞いている。私が生きている間はこの抗議を我慢する」
 大統領府のイワノフ長官は24日、特別機で択捉島を訪問し、完成したばかりの新空港を視察しました。長官は、訪問の目的について「政治的な動機でなく、現地の社会、経済的発展について話すためだ」と強調しました。また、ショイグ国防相が近く択捉島を訪問する計画があることを明らかにしました。イワノフ長官はプーチン大統領の側近とされ、閣僚級要人の北方領土訪問は2年ぶりになります。

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