スペインで“3次感染”か エボラ熱症状報告相次ぐ[2014/10/17 10:31]

 感染が拡大しているエボラ出血熱で、スペインで感染が疑われる症状の報告が相次いでいます。

 エボラ出血熱の感染者が確認されているアフリカのナイジェリアからスペインのマドリードに向かっていた飛行機の中で、乗客の1人が体の不調を訴え、震え出しました。エボラ出血熱への感染が疑われることから、マドリードの空港に到着後、防護服に身を包んだ医療関係者が機内に入り、この乗客を隔離しました。乗客は病院へ搬送され、エボラ出血熱の検査を受けているということです。また、スペインの保健省によりますと、エボラ出血熱に感染し、治療を受けている女性看護師と接触していた人物が発熱していることが分かりました。感染が確認されれば、アフリカ以外で初めての3次感染となります。

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