エボラ出血熱の死者5000人超える 感染1万3703人[2014/10/30 17:07]

 WHO(世界保健機関)は29日、エボラ出血熱による死者が5000人を超えたとみられることを明らかにしました。

 WHOは、エボラ出血熱の感染者数が27日時点で疑い例を含めて1万3703人に上り、死者は4920人に上るとの報告を発表しました。さらに会見では、死者の数がすでに5000人を超えたとみられることも明らかにしました。特に西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネでは、感染者の致死率が70%と高く、隣国のマリでも感染者が見つかったことから、WHOは引き続き警戒を強めています。一方、これまでに感染者が見つかったセネガルとナイジェリアについては、エボラ出血熱の流行が終息したと宣言しました。

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