タカタ製のエアバッグが原因 米フロリダの死亡事故[2014/11/20 11:52]

 日本の自動車部品メーカー「タカタ」製のエアバッグの不具合問題で、アメリカ・フロリダ州の死亡事故に関して地元の検視局は、タカタ製のエアバッグが死亡原因という見解を示しました。

 フロリダ州でタカタ製のエアバッグを搭載したホンダ「アコード」に乗っていたヒエン・トランさん(当時51)は、事故から3日後の先月2日に死亡しました。死因を調べていた地元の検視局は19日、「車の衝突に加え、エアバッグが破裂した際の破片が首を貫通したことなどが原因だ」とする報告書をまとめました。トランさんがシートベルトをしていたことや車の窓に損傷がなかったことなどを踏まえ、結論を出しました。問題のエアバッグを巡っては、タカタだけでなく、搭載したホンダなども提訴されています。運輸当局は、エアバッグを全米規模でリコールするよう指示しています。

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