「和紙」無形文化遺産に 2年連続の快挙[2014/11/27 05:50]

 2年連続の快挙です。ユネスコ(国連教育科学文化機関)は26日、去年の「和食」に続き、「和紙 日本の手漉き(てすき)和紙技術」を無形文化遺産に登録しました。

 今回、登録されたのは「和紙 日本の手漉き和紙技術」です。手漉き和紙では、2009年に島根県浜田市の「石州半紙」がすでに登録されていますが、今回はそれに岐阜県美濃市の「本美濃紙」、埼玉県小川町、東秩父村の「細川紙」が加わる形で「和紙」として一括登録されました。
 青柳正規文化庁長官:「今回の登録で本美濃紙と細川紙、2カ所が増えたのは大変、素晴らしいこと」
 日本の無形文化遺産は、去年の和食に続いて2年連続の登録です。
 細川紙技術者協会・鷹野禎三会長:「この文化遺産登録は、この地域一帯の本当の宝物だと思います。(細川紙は)1300年の歴史があるといわれている。それを生かすために、これから努力していきたい」

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