TPP首席交渉官会合 ワシントンで再開される[2014/12/08 08:00]

 関税分野などで協議が難航しているTPP(環太平洋経済連携協定)の首席交渉官会合がワシントンで始まりました。日本の交渉官は「TPPの命運を決するうえで非常に重要だ」と話しています。

 鶴岡公二首席交渉官:「きょうから始まるこれからの1週間は、TPPの命運を決するうえで非常に重要な交渉だと思っております」
 鶴岡交渉官は7日の会合前、記者団に対して「日本の国益の実現を目指して最大限の努力をしたい」と語りました。ワシントンでの首席交渉官会合は12日まで開催され、TPPに参加する12カ国が集まるのは、先月に中国で開かれた首脳会合以来です。今回の交渉では、TPPの早期妥結に向けて関税や国有企業、知的財産権といった残された課題の協議や今後の日程の調整が行われる見通しです。

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