日本・中国・韓国 国際的覚醒剤密輸ルート浮上[2014/12/28 16:17]

 中国で16日に、日本人が覚醒剤の販売・運搬の罪で死刑判決を受けた問題で、背後に日本・中国・韓国の反社会的組織が絡んだ密輸ルートがある可能性が浮上しました。

 中国国営の新華社通信によりますと、死刑判決を受けた45歳の日本人の男は、香港マフィアと通じて「アイス」と呼ばれる覚醒剤を中国南部の広東省で調達していました。その後、覚醒剤は豆乳や大麦に偽装され、山東省や江蘇省の沿岸部に運ばれた後、韓国の貨物船で日本に密輸されたということです。判決によりますと、日本人の男は2012年2月から2013年3月にかけて、7回にわたって合計47.5kgの覚醒剤を運搬・販売していました。この事件では、日本人の男の他にも販売や運搬に関わった中国人や韓国人が有罪判決を受けています。

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