72時間以内に…殺害予告「イスラム国」2億ドル要求[2015/01/20 17:05]

 過激派組織「イスラム国」が日本人2人を人質に取り、72時間以内に身代金を払わなければ人質を殺害すると脅迫しているということです。イスラム国が公開したとみられるビデオには、「日本の総理に告げる。イスラム国と戦うための金が女、子どもを殺す。日本人全体にも忠告する。政府がイスラム国への対策の支援金、2億ドルを払うと表明した。72時間以内に政府に2億ドルを払わせ、この2人の命を救うよう働き掛けるのだ。そうでなければ、このナイフが悪夢となる」と話しています。湯川遥菜さんは去年の8月にシリア国内で拘束されたとみられ、反体制派組織「自由シリア軍」が解放交渉を進めていましたが、交渉は失敗しました。また、後藤健二さんは去年10月、シリアに入っていましたが、帰国予定の10月29日になっても帰国しなかったため、関係者が連絡をしたところ、「シリア北部のラッカで取材中で、11月6日には戻るだろう」としていましたが、その後、連絡が取れていませんでした。

こちらも読まれています