合成疑惑の映像 どこが不自然… どうやって撮影?[2015/01/21 17:02]

 合成が指摘されている公開映像。東京工芸大学工学部の森山剛准教授は、まず3人の影の落ちる角度が違うことから、それぞれ別の時間に撮影されている可能性が高いといいます。影の角度から、まず後藤健二さん、すぐにイスラム国の人物、そして、しばらく時間をおいて湯川遥菜さんが撮影されたと推測します。また、ナイフに2人が反応しないことも別々に撮影された可能性を高めるとしています。さらに、影が地面の石の凹凸に自然に落ちていて動きにも反応しているので、少なくとも地面は合成ではなく、この場所で撮影されたとみるのが自然だといいます。一方で、画像加工に詳しいカメラマンは別の可能性を指摘しています。広角のレンズで撮れば、影が真ん中の方に集まったように映る可能性はあるといいます。また、カメラの切り返しが自然なことから、2台のカメラを使って、外ではなくスタジオですべて撮影したのではないかと推測しています。

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