「イスラム国の狙いは…」 シリア反体制派幹部[2015/01/27 05:51]

 「イスラム国」が後藤健二さんの解放条件を身代金から死刑囚との交換に変えたことについて、シリア反体制派の幹部がANNの取材に応じ、日本とヨルダンの関係に揺さぶりをかけるのが狙いだとの見方を示しました。

 反体制派シリア国民連合、ムハマド・シェフ代表:「彼ら(『イスラム国』)がヨルダンと日本に圧力をかけるのは、両政府の間に特別な政治的関係があるためだ」
 シリアの反体制派「シリア国民連合」の幹部は、後藤さんの解放について、特別な方策を取らなければ難しいとの考えを示しました。そのうえで、自分たちは「イスラム国と直接交渉ができる」とし、日本政府がシリア国民連合や同じくイスラム国との様々なパイプを持つトルコに協力を頼むべきだと主張しました。これまでに、日本政府からシリア国民連合への直接的な連絡はないということです。

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