首都ワシントンで「大麻解禁」3つの州に続いて4例目[2015/02/27 12:51]

 アメリカの首都ワシントンで、大麻の使用が一部解禁されました。コロラド州など3つの州に続いて4例目です。

 ワシントンは26日午前0時から、嗜好(しこう)を目的にした大麻の使用を解禁しました。去年11月に実施した住民投票の結果を踏まえた措置で、21歳以上ならば、自宅など私有地での吸引や56.7g以下の所持が認められるようになりました。公の場での使用や売買は禁止のままです。ワシントンの行政当局とは別に連邦法は大麻の使用や所持を禁じているため、ワシントンであっても国立公園など連邦が管轄する場所は解禁の対象になりません。アメリカではコロラド州をはじめ、大麻解禁の動きが徐々に広がっていて、首都ワシントンの解禁は他の州に影響を与える可能性があります。一方、共和党などには大麻の解禁に反対する声が根強く、賛否を巡る議論は続いています。

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