鳩山元総理のクリミア訪問に「深く失望」 米国務省[2015/03/13 13:41]

 ロシアが一方的に編入したクリミア半島を訪問した鳩山由紀夫元総理大臣に対し、アメリカの国務省が「深く失望している」とコメントしました。

 国務省の当局者は「日本政府と同様に鳩山氏の訪問とコメントに深く失望している」と発表しました。「クリミアはウクライナの領土であり、ロシアによる併合は認めない」としています。一方、ウクライナのドネツク州知事も「住民投票を評価する」などと発言した鳩山氏に対し、「住民投票は民意を正しく反映したものではない」と牽制(けんせい)しました。
 ドネツク州・キフチェンコ知事:「住民投票は正しく行われていません。投票用紙すらなかったんです。見ていないことを判断するのであれば、鳩山氏はより慎重になるべきでした」
 さらに、州知事は、鳩山氏の訪問はロシアの実効支配を認めることにつながるとして不快感を示しました。

こちらも読まれています