反原発デモに市民約5万人 即時廃炉求める 台湾[2015/03/15 05:57]
台湾で大規模な「反原発デモ」があり、約5万人の市民が原発の即時廃炉を訴えました。
デモ参加者:「福島から台湾や世界が得た大きな教訓は、安全ではない発電方式に頼るべきではないということだ」
台湾では日本の東日本大震災の後、毎年3月に大規模な反原発デモが開かれていて、今年で5回目です。集まった約5万人の市民らは、台湾で稼働中の3つの原発の即時廃炉などを訴えながら街中を行進しました。馬英九総統は世論の高まりを受けて、去年4月、4つ目の原発の建設を凍結する方針を打ち出しています。