日本とタイ間の新規就航差し止め 「安全上の懸念」[2015/04/01 00:05]

 国連機関からの通告を受け、国土交通省は、タイから日本への定期便の新たな就航などを差し止めました。これを受けて、タイ当局と航空会社による協議が行われました。

 タイの航空当局は先月、ICAO(国際民間航空機関)から、運航許可の審査体制に「重大な安全上の懸念がある」と指摘されました。ICAOは、加盟国に対してタイの航空会社の新規の就航や増便などの差し止めを求めていて、日本は先月24日から差し止めに踏み切りました。タイ当局と航空会社による会議後、タイ当局は、5月に札幌便を就航予定のタイ・エアアジアXなど6社で10万席以上が影響を受けると明らかにしました。大型連休を控える日本の観光客にも影響が出る可能性があります。

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