競泳・冨田選手の裁判 防犯カメラ映像を公開[2015/04/10 05:53]

 去年9月のアジア大会で、カメラを盗んだとして略式起訴された水泳の冨田尚弥選手の裁判が韓国で行われ、当時の防犯カメラの映像が公開されました。

 映像には、男が記者席に1人きりで約8分間座った後、辺りを見回し、黒い物をバッグに入れて持ち去る姿が映っていました。映像は不鮮明で冨田選手と断定できない状況でしたが、検察側は「日本選手団が冨田選手だと確認した」と改めて主張しました。一方、冨田選手はこれまで「アジア系の男にカメラを無理やりバッグに入れられた」と主張していましたが、映像に映っていたのは1人だけでした。
 冨田尚弥選手:「(Q.映像を見た感想は?)いや、誰か本当に何人かも男か女かも分からないです」
 冨田選手側は、映像は犯行があった時間帯に撮影されたものではないとして、徹底的に争う構えです。

こちらも読まれています