アンジェリーナ・ジョリーさんが国連安保理を批判[2015/04/25 14:49]

 国連の特使として難民問題に関わる女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、シリア問題における安全保障理事会の対応を批判しました。

 特使、アンジェリーナ・ジョリーさん:「安保理は国際的な平和と安全を守る力を持っているにもかかわらず、使っていない。問題を解決しようとする政治的な意志が欠けている」
 ジョリーさんはこれまで、シリアから逃れた難民に話を聞くためにイラクやヨルダンなどを10回以上、訪問しています。国連の安保理では、アサド政権の責任を巡って欧米とロシアの対立が続いていることから、ジョリーさんは国連が役割を果たしていないと批判しました。内戦が続くシリアでは2011年以降、22万人が殺害され、760万人が住む場所を奪われています。

こちらも読まれています