原爆投下から70年 NPT再検討会議がNYで開幕[2015/04/28 08:00]

 原爆投下から70年の節目にあたる今年、核軍縮などを話し合う国際会議がニューヨークの国連本部で開幕しました。

 5年に1度行われるNPT(核兵器不拡散条約)の再検討会議が27日に始まりました。約190カ国が核軍縮や核の不拡散などの分野で議論し、全会一致の合意を目指します。
 岸田外務大臣:「被爆地・広島出身の外務大臣として『核兵器のない世界』に向けた取り組みを前進させる」
 岸田大臣は「核軍縮、不拡散の取り組みに近道はない」として、核兵器の保有国と非保有国の双方に共同行動を取るよう求めました。また、国連本部では、渡米した被爆者らが原爆展で核兵器の悲惨さと廃絶を訴えました。

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