自衛隊の先遣隊約20人 未明にカトマンズに到着[2015/04/30 05:51]

 ネパールの大地震で、被災地での医療活動を実施するため、自衛隊の国際緊急援助隊が現地に到着しました。

 国際緊急援助隊、医療援助隊隊長・中川博英1等陸佐:「各国、関係機関、各軍と連携を取りながら、良い仕事をしていきたいと思います」
 自衛隊の先遣隊約20人は、30日未明にネパールの首都カトマンズに入りました。カトマンズや被害の大きい郊外などで医療活動をするため、関係機関と調整を進めます。また、先遣隊に続いて本隊約100人も近く現地入りする予定です。カトマンズから地方への避難も始まっています。政府が始めた地方向けの無料バスに人々が殺到し、当日分を入手できなかった人と警官隊との間で小競り合いが起きました。また、今回の地震では、政府の対応の遅さが指摘されていて、29日にスシル首相が国際緊急援助隊の活動を視察しようとしましたが、市民の抗議活動によって急きょ中止に追い込まれました。

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