韓国「強制労働の事実を無視」 世界遺産登録に反発[2015/05/05 11:51]

 韓国政府は、強制労働の歴史がある施設を世界遺産に登録すべきではないとして反発しています。

 世界遺産委員会の21の国のうち、韓国は「強制労働が行われた事実を無視したまま、産業革命施設と美化して世界遺産に登録することは世界遺産条約の基本精神に反する。これからも韓国の正当な憂慮が反映されるよう最善の努力をしていく」と強く反発しています。韓国では、日本がこの施設で蓄えた国力で日清戦争などを引き起こし、朝鮮を植民地化したという認識もあります。今後、日韓両国は、登録を巡って21の委員国に対する激しい説得工作を繰り広げるとみられます。

こちらも読まれています