日本の高校生らが入賞 世界最大級“科学の五輪”[2015/05/16 11:50]

 70以上の国や地域から約1700人が参加した世界最大規模の学生の科学コンテストで、日本の高校生チームが4つの部門で入賞しました。

 地球環境科学部門では、砂山が揺れによってどのように崩れるかを解明した宮城県の遠藤意拡さん(17)が3位になりました。化学部門では、宮城県の門口尚広さん(16)が、日本の工芸品にも使われる金箔(きんぱく)や銀箔(ぎんぱく)のような色を銅箔(どうはく)を使って出す研究で3位になりました。
 化学部門3位入賞・門口尚広さん:「誰にでも分かるようにしようとずっと思ってやってきたので、その辺が良かったのかなと思います」
 また、クマノミがイソギンチャクに刺されない理由を研究した愛媛県の女子高校生2人は動物科学部門で4位でした。
 動物科学部門4位入賞・重松夏帆さん:「また、この場に来たいです」
 動物科学部門4位入賞・山本美歩さん:「私も来年も絶対にこの場に来たい。それまでに英語の勉強をもっとして、もっと良い発表ができたらいいなと思う」
 さらに、機械工学部門でも、千葉県の市毛貴大さん(17)が4位に入賞するなど、日本の高校生が世界の舞台で大健闘しました。

こちらも読まれています