北の核ミサイルで対応策など 日・米・韓が協議 [2015/05/27 18:28]

 日本とアメリカ、韓国の3カ国が北朝鮮の核ミサイル開発の対応策などについて協議しました。

 外務省・伊原純一アジア大洋州局長:「北朝鮮が引き続き、核ミサイル計画を続けていることについて、英語で言いますと、センス・オブ・アージェンシー(危機意識)を共有し、どのように対応するか真剣に議論を行った」
 北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の日本、アメリカ、韓国の首席代表らによる会合が、27日にソウルで開かれました。北朝鮮は最近、潜水艦発射弾道ミサイルの発射実験や核弾頭の小型化に成功したと発表しています。3カ国の代表は、北朝鮮が核開発の能力を高めていて、深刻な状況にあるという認識で一致したということです。また、北朝鮮の軍幹部が粛清されたという情報についても意見を交換したとしています。さらに日本は、拉致問題について、アメリカと韓国に理解と協力を求めました。両国とも日本の解決に向けた努力を引き続き支持していくと述べたということです。

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