英・キャメロン首相 ブラッター会長の交代を求める[2015/05/29 16:49]

 FIFA(国際サッカー連盟)を巡る汚職事件で、イギリスのキャメロン首相が「新たな改革を支持する」とブラッター会長の交代を求めました。

 キャメロン首相はFIFAの会長選挙を直前に控えた28日、「徹底的な調査を歓迎し、新しいリーダーシップと改革を支持する」というコメントをツイッターで発表しました。サッカー発祥の地であるイングランドサッカー協会が「FIFAの汚職を糾弾し、アリ王子を支持する」とブラッター会長の不支持を鮮明にしたことを受けての発言です。
 英新聞・リプトン記者:「西欧や日本、豪州などの先進国にはFIFAへの強い怒りがあるものの、世界全体はそうではなく、それ以外の国はFIFAとブラッター氏が好きなのだ」
 FIFAの会長選挙では、ブラッター会長が5選を目指していますが、汚職事件を受けて風当たりが強まっています。

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