「歴史認識に懸念」麻生大臣、中国筆頭副首相と会談[2015/06/06 11:53]

 麻生財務大臣は、約3年ぶりとなる日中財務対話に出席し、中国が主導するAIIB(アジアインフラ投資銀行)などについて意見を交わしました。

 日中財務対話には麻生大臣と楼財政相らが出席し、日中間の経済協力やアジアインフラ投資銀行の設立に向けた状況などについて話し合いました。また、麻生大臣は5日、中国共産党序列7位の張高麗筆頭副首相と会談しました。
 麻生財務大臣:「日中関係が改善しつつあることは喜ばしいこと。戦略的互恵関係の推進に向けて 張筆頭副首相とも協力したい旨、申し上げた」
 張副首相からは安倍政権の歴史認識に懸念が示されましたが、今後、様々なレベルで対話を継続し、信頼関係を強化していくことを確認しました。

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