「カーボンナノチューブ」で日本人に欧州発明家賞[2015/06/12 05:52]
優れた発明を表彰する「欧州発明家賞」に、カーボンナノチューブを発見し、製造方法を生み出した日本人3人が選ばれました。
受賞したのは、カーボンナノチューブの開発メンバーである三重大学の小塩明助教、産業技術総合研究所の湯田坂雅子理学博士、名城大学の飯島澄男教授の3人です。
産業技術総合研究所・湯田坂雅子理学博士:「賞をもらった時は本当にびっくり致しました」
三重大学・小塩明助教:「頑張れやと言われているんだなと思いまして、(今後、研究を)頑張ろうと思います」
「夢の素材」といわれるカーボンナノチューブは、重さがアルミニウムの半分と軽いにもかかわらず、強度は鋼鉄より強いなどの特徴があり、今後、産業への様々な応用が期待されています。