ロシア編入の正当化を主張 クリミア共和国“首相”[2015/06/20 13:56]

 ロシアが一方的に編入したウクライナ南部のクリミア半島で、「首相」を務めるアクショーノフ氏がANNの取材に応じ、編入の正当性を改めて主張しました。

 クリミア共和国“首相”アクショーノフ氏:「当時のウクライナ憲法に基づいた住民投票を否定するのは正しくない」
 アクショーノフ氏は19日、クリミアのロシアへの編入を決めた去年3月の住民投票について、「ウクライナ憲法に矛盾していない」「憲法にはクリミア半島市民が自由に意思を表現できる条文がある」と編入の正当性を強調しました。編入については、日本や欧米諸国が「国際法違反」と批判し、ロシアに制裁を科しています。アクショーノフ氏は、ロシアとの貿易協力で合意するなど経済面でもロシアへの依存を強めています。

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