記念コンサート大盛況 日韓国交正常化50年[2015/06/23 00:35]

 日本と韓国の国交正常化50年を祝う記念コンサートが東京で開かれました。余りの盛況ぶりに終了しても観客が席を離れず、出演者が帰るよう促すほどでした。

 このコンサートは、韓国外務省などが日韓国交正常化50年を記念して開きました。韓国出身の世界的なオペラ歌手、スミ・ジョーさんが歌い、日本の西本智実さんが指揮を執りました。オペラ「リグレット」の「女心の歌」などクラシックの曲に加え、日韓の理解を深めるため、日本の唱歌や韓国のアリランなど両国の代表的な曲も演奏されました。また、日本の杉並児童合唱団と韓国のソウル市少年少女合唱団が「サウンド・オブ・ミュージック」のメドレーなどをともに歌い、友好を深めました。森喜朗元総理が駆け付けるなど、日韓の関係者らで会場はほぼ満席となりました。コンサートでは17曲が披露され、アンコールは3回行われました。それでも観客がなかなか席を立たなかったため、最後には出演者のスミ・ジョーさんが「もう本当に出し物はありません。そろそろ、お帰りになる時間です」と帰るよう促すほどの大盛況でした。

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