戦後70年 中国残留孤児が養父母に感謝伝える訪中[2015/07/12 17:42]

 戦後の混乱で日本人の実の親と離ればなれになり、中国人家庭で育てられた残留孤児24人が戦後70年の今年、6年ぶりに中国を訪問しました。

 11日から中国を訪問しているのは、日本で暮らす中国残留孤児24人とその家族らです。12日は、多くの残留孤児が育った黒竜江省ハルビンを訪問し、中国人の養父母らに感謝の意を伝えました。養父母のうち、現在も健在しているのは5人だということです。
 中国人養母・李淑蘭さん(89):「娘に会えればうれしい。娘が日本に帰国できたこともうれしい」
 中国残留孤児・池田澄江さん(71):「私たちはこの歴史を若者に伝える責任がある。この人生を日中友好に捧げたい」

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