台湾の総統選挙 女性同士が初の一騎打ち[2015/07/20 08:00]

 来年1月に行われる台湾の総統選挙に向け、与野党の候補者が出そろいました。ともに女性候補を立てていて、総統選挙は初めての女性同士の対決となります。

 19日の国民党大会で総統選挙の公認候補に選ばれた洪秀柱氏(67)は、中国との統一志向が強いとみられています。
 国民党・洪秀柱氏:「中国との関係を強固に深化させ、平和な発展を推し進めます。すべての人々は経済的な恩恵を受けることができます」
 一方、最大野党・民進党は、主席の蔡英文氏(58)を公認候補と決めています。
 民進党・蔡英文氏:「どの政党が与党になっても、対中関係は台湾の人々の意思に従うべきです」
 どちらが勝利しても台湾では初の女性総統の誕生となります。最新の世論調査によりますと、洪氏の支持率は24.6%、蔡氏の支持率は54.2%となっています。

こちらも読まれています