NYファストフード店 最低時給1800円超に引き上げへ[2015/07/24 06:12]

 安倍総理大臣が最低賃金の引き上げに向けて対応を指示するなか、アメリカ・ニューヨーク州では、ファストフード店の最低賃金が現在より7割多い時給15ドル、日本円で約1860円に引き上げられるとメディアが報じています。

 23日付のニューヨーク・タイムズは、ニューヨーク州にある一定規模以上のファストフード店の最低賃金が時給15ドル、日本円で約1860円(1ドル=124円換算)に引き上げられると報じました。州の最低賃金は現在、8ドル75セントで、7割の賃上げになります。州知事の諮問委員会が22日に引き上げを勧告したのを受け、今後6年間で段階的に引き上げられる見通しになったということです。特にニューヨーク市はいち早く、2018年末までに15ドルにする予定です。オバマ政権は、全米の最低賃金を現在の7ドル25セントから10ドル10セント、日本円で約1250円(1ドル=124円換算)に引き上げるよう求めています。

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