「隣国の反応考えるのが責任」 中国外相が牽制[2015/08/06 11:48]

 安倍談話について、中国の王毅外相は「隣国にどのような反応を招くか考えるのが政治家としての責任だ」と述べて、日本政府を牽制(けんせい)しました。

 王毅外相:「安倍総理の談話には、国際社会、とりわけ隣国が強い関心を寄せている。その談話がどのような反応を招くか考えなければならない。これは政治家としての責任だ」
 マレーシアで開かれているASEAN(東南アジア諸国連合)の会議に出席中の王毅外相はさらに、安倍総理大臣が検討している来月の訪中について「聞いていない」と述べて、現時点で予定がないことを明らかにしました。
 岸田文雄外務大臣:「(Q.日朝会談の予定は)バイ(2国間)会談については、すべて調整中です。ぜひ実現したいと思っています」
 岸田大臣は日朝の会談を6日にも実現させ、拉致問題の進展を求めたい考えです。

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