捜査員を日本に派遣へ タイ日本人27歳女性殺害[2015/08/14 11:50]

 2007年にタイで、大阪市の当時27歳だった女性が殺害される事件がありました。この女性は、タイ北部の観光地スコタイを訪問中に殺害されました。新たに女性の衣服から犯人のものとみられるDNAが見つかり、タイの捜査当局がDNA鑑定のため日本に捜査員を派遣することが分かりました。

 タイ法務省・特別捜査局担当者:「被害者のズボンにDNAが付着していたことが分かりました」
 川下智子さんは、スコタイ遺跡の近くで何者かに刃物で切られるなどして殺害されました。捜査を担当するタイの法務省特別捜査局によりますと、川下さんのズボンの端に犯人のものとみられるDNAが付着していたことが新たに分かりました。犯人が刃物で川下さんを刺す際に付着した可能性があるということです。現場では折れたほうきが押収されていて、捜査当局はこのほうきにも犯人のDNAが付着しているとみています。24日にも捜査員を大阪に派遣し、衣服に付いたDNAや折れたほうきについて詳細な鑑定を依頼する方針です。

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