北朝鮮に墓参り 終戦前後で亡くなった日本人の遺族[2015/08/14 11:59]

 太平洋戦争の終戦前後の混乱期に朝鮮半島の北部で亡くなった日本人の遺族らが、墓参りのために平壌に向けて出発しました。

 墓参で北朝鮮に向かう佐藤知也さん:「足腰立たなくて、行くことができる人に『私の所のこういうものも埋まっているから、ぜひ一緒に供養してきてくれ』という依頼はたくさん受けてきました」
 今回、北朝鮮を訪れるのは、平壌郊外にある「龍山(リョンサン)墓地」に埋葬されているとされる日本人の遺族ら6人です。龍山墓地には、終戦の時に朝鮮半島の北部などから日本へ引き揚げる途中、伝染病などで亡くなった人など2400人以上の遺骨が埋葬されているということです。

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