北朝鮮の砲撃受け 米韓合同軍事演習が一時中断[2015/08/22 22:18]

 アメリカ国防総省は、南北軍事境界線付近で北朝鮮が韓国側に砲撃したことを受けて、17日から実施していた米韓合同軍事演習を一時中断していたことを明らかにしました。

 米韓合同軍事演習の一時中断は、在韓国アメリカ軍の司令官と韓国側が決めたもので、「北朝鮮による砲撃の状況を把握するためだった」ということで、現在は再開されています。演習は17日から始まりましたが、北朝鮮は「強行されれば我々の軍事的対応も激しくなる」と反発していました。
 シアー国防次官補:「朝鮮半島での適切な抑止力を保証するため、アメリカ軍は警戒態勢を維持している」
 アメリカ国防総省のアジア太平洋地域担当、シアー次官補は「北朝鮮の挑発行為は緊張を高めるだけだ」と北朝鮮を非難し、自制を呼び掛けました。

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