軍事衝突の回避に向け 板門店で南北高官が会談[2015/08/23 00:17]

 南北双方の砲撃で緊張が高まるなか、韓国と北朝鮮の高官が軍事衝突の回避に向けて会談を行っています。会談は開始から6時間余りが経った今も続いています。

 軍事境界線にある板門店(パンムンジョム)で22日の午後6時から始まった会談には、韓国から金寛鎮(キム・ガンジン)国家安保室長ら2人が、北朝鮮からは黄炳瑞(ファン・ビョンソ)総政治局長ら2人が出席しています。韓国側は、兵士2人が重傷を負った地雷事件の責任問題を取り上げ、北朝鮮側は、韓国が行っている体制を非難する放送の中止を求めているとみられますが、会談は難航している模様です。今回の会談は、21日の夕方に北朝鮮側から提案があったもので、北朝鮮が韓国への攻撃を予告していた22日の午後5時直前に双方が会談の開催に合意していました。

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