ザハ氏が批判 問題の根源は「競争少ない入札」[2015/08/26 11:53]

 新国立競技場の建設を巡り、デザインを白紙撤回されたザハ・ハディド氏がビデオメッセージを発表し、コストが増えた問題の根源にあるのは「競争の少ない入札」にあると日本政府の対応を批判しました。

 ザハ・ハディド氏:「エンジニアと設計士のチームで2、3年かけて真剣に取り組んだ。この計画はとてつもない努力のたまものなのだ」
 また、コストが増えた原因はデザインではなく、大手ゼネコン5社の間での「限られた競争」にあると日本政府の対応を批判し、競争力のある入札を行えば価格の引き下げは現行案でも可能だと説明しています。今後、ザハ氏側が政府に賠償を求める可能性も出てきています。

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