「市場が中国経済に悲観的になりすぎ」日銀黒田総裁[2015/08/27 15:00]

 日銀の黒田総裁はニューヨーク市内で講演し、懸念される中国経済について「市場が悲観的になりすぎている」と述べました。

 日銀・黒田東彦総裁:「市場の皆さんは悲観的になりすぎている。中国経済はたくましい成長を続けている」
 ニューヨーク市内で26日に講演した黒田総裁は、日本経済の現状について「デフレ脱却に向けた動きは決してストップしていない」と強調しました。一方、世界的な株安のきっかけになっている中国経済については、講演の後の質疑応答で「市場が悲観的になりすぎている。今年と来年は6%から7%の経済成長が可能」と述べ、急激に減速する可能性は低いという見方を示しました。

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