翁長知事、国連で演説へ　基地移設問題を直接訴え[2015/09/21 11:49]

　沖縄県の翁長知事が国連の人権理事会で名護市辺野古への基地移設問題について演説をするため、スイスのジュネーブに到着しました。

　翁長雄志沖縄県知事：「今まで話してきたことをしっかり要約して伝えたいと思う。沖縄を知らない人もいるから、そのへんの加減が難しい」
　国連の人権理事会で演説する翁長知事は、アメリカ軍の基地の74％が沖縄県に集中している現状など、沖縄が抱える問題について国際社会に直接、訴える考えです。日本の現職の知事が国連の人権理事会で演説するのは初めてです。また、翁長知事は沖縄の市民団体が開くシンポジウムにも出席して講演を行う予定です。