黄海上空でアメリカ軍機と中国軍機が異常接近[2015/09/23 08:00]

 アメリカ国防総省は、黄海上空でアメリカ軍の偵察機と中国軍機が、約150mの距離まで異常接近していたことを明らかにしました。

 国防総省によりますと、今月15日、中国の山東半島から東に約130kmの黄海上空の国際空域で、アメリカ軍の電子偵察機「RC135」に中国の「JH7戦闘爆撃機」2機が接近しました。うち1機は、偵察機の機首から約150m前を横切ったということです。
 米国防総省・クック報道官:「衝突寸前だったことを示すものはないが、戦闘機は危険な飛行をしていた」
 去年8月に中国機がアメリカ軍機の約6mの距離まで異常接近する事案が起きましたが、クック報道官は「同種ではない」として、今回は挑発行為ではない可能性があるとの見方を示しました。

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