日中韓FTA交渉 加速化で一致すれど合意に至らず[2015/09/25 19:21]

 北京で開かれていた日・中・韓3カ国のFTA(自由貿易協定)の交渉会合は、関税の撤廃などに向けた交渉の枠組みについて合意に至らず、次回の会合に持ち越されました。

 8回目となる首席代表会合では、物品やサービスの貿易・投資などの分野で、関税の撤廃や引き下げに向けた交渉の枠組みについて話し合われました。来月末にも開かれる日中韓首脳会談を控え、3カ国とも交渉の加速化を図ることでは一致していたものの、合意には至りませんでした。日本の代表団は「引き続き、早期の合意に向けて交渉を続けていく」としています。次回の首席代表会合は日本で開かれる予定ですが、時期は未定だとしています。

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