「戦後70年平和賞は日本の被爆者らに」英大学研究者[2015/10/09 15:25]

 9日夜に発表されるノーベル平和賞で、イギリスの大学の研究者が、広島や長崎で被爆し、核軍縮の活動を続ける人々が受賞すべきだとして日本の団体を推薦しています。

 英ブラッドフォード大学・ドゥンゲン博士:「被爆者らは人生を核軍縮のための活動に充てている。生存者らの平均年齢は80歳を超えており、今こそ彼らに平和賞が与えられる時だ」
 イギリス・ブラッドフォード大学のドゥンゲン博士は、ノーベル平和賞に「日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)」を推薦しました。ノーベル平和賞の研究も行うドゥンゲン博士は、「戦後30年にあたる1975年以来、10年毎に核軍縮に関わりのある個人・団体が受賞してきた」と指摘し、「この伝統が続くならば、戦後70年の今年は被爆者の方々の受賞がふさわしい」としています。

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