台湾総統選挙 与党・国民党が公認候補者を変更[2015/10/18 05:53]

 台湾の与党・国民党は、来年1月の総統選挙の公認候補を洪秀柱氏から朱立倫主席に変更しました。

 国民党は7月の党大会で、洪氏を総統選の公認候補に決定していました。しかし、最大野党・民進党の公認候補、蔡英文主席に支持率で大きく差を付けられました。さらに、洪氏が「台湾は最終的に中国との統一が必要だ」と発言したことから党内で反発が高まっていました。17日の臨時党大会では党員の9割以上が公認取り消しに同意し、代わりに朱主席を公認候補に決めました。
 国民党・朱立倫主席:「議席を失うことは1回の選挙の敗北となるだけでなく、台湾の敗北、中国との良好な関係の敗北を意味する」
 来年1月の総統選には国民党の朱主席、民進党の蔡主席、そして、親民党の宋楚瑜主席も出馬を表明しています。

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