過激派組織「イスラム国」が、アメリカの電力会社にハッキングを仕掛けていたことが明らかになりました。
CNNによりますと、アメリカの国土安全保障省は、「イスラム国」がこれまでに電力会社のコンピューター・ネットワークに複数回、ハッキングを仕掛けたことを明らかにしました。具体的な事例や証拠は公表していませんが、最先端のハッキング技術は使われておらず、いずれも失敗したということです。電力会社がハッキングされた場合、大規模な停電が起き、市民生活や企業活動などに深刻な影響が出る恐れがあります。FBI(連邦捜査局)は、「イスラム国」が今後、ハッキングの高度な技術やソフトウェアを入手することに懸念を示しています。
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