中国・習主席が訪英 “蜜月”関係アピールか[2015/10/19 05:56]

 中国の習近平国家主席は、19日から23日までの日程でイギリスを訪問します。10年ぶりとなる国家主席の訪問でイギリスとの蜜月関係をアピールする考えです。

 一連の日程で習主席は、エリザベス女王との謁見(えっけん)やキャメロン首相との首脳会談を行う予定です。会談では中国が主導して設立するAIIB(アジアインフラ投資銀行)をはじめ、中国・人民元の国際化など投資や貿易の拡大に向けて大きな影響力を見せる「チャイナマネー」が中心テーマになる見通しです。イギリスはAIIBにいち早く参加を表明するなど、中国との関係を急速に強化させています。一方、訪問先であるイギリスの専門家は、習主席の訪問はイギリスと中国の「黄金時代」を象徴するものと分析しています。
 王立国際問題研究所、ロデリック・ワイ氏:「習主席は他の要人以上の厚遇となるでしょう。中国人にとって習主席がどうもてなされるかというのはとても重要なことなのです」

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