中国のPM2.5異常 航空便キャンセル、道路閉鎖も[2015/11/09 13:40]

 中国の大気汚染が深刻になっています。8日、中国東北部でPM2.5の値が一時、日本では外出を控える目安の20倍に達しました。

 地元メディアによりますと、中国東北部の瀋陽市内で午後、PM2.5が1m3あたり1400マイクログラムに達したと報じました。日本の基準では、不要な外出を控える目安の70マイクログラムの20倍に達しています。暖房を供給するための石炭の燃焼が主な原因とみられ、現地では大気が白くかすみ、マスクを付ける人の姿が多くみられます。地元の病院では、呼吸器官の不調を訴える患者が急増しているということです。また、汚染の影響で、一部の航空便がキャンセルになったほか、高速道路を閉鎖するなどの規制が取られています。

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