慰安婦問題、溝深く…協議難航か 日韓局長級協議[2015/11/11 11:54]

 先週に行われた日韓首脳会談を受けて、慰安婦問題などを話し合う局長級協議がソウルで行われています。

 外務省の局長級協議には、石兼アジア大洋州局長と李相徳(イ・サンドク)東北アジア局長が出席しました。先週の日韓首脳会談では、慰安婦問題について「今年が国交正常化から50年であることを念頭に、できるだけ早期の妥結を目指して交渉を加速する」ことで合意しています。11日の協議で両政府は、元慰安婦に対する「総理の謝罪の手紙」や「政府の予算による拡充した基金での支援」などを基本に、妥結に向けた話し合いをしている模様です。ただ、日韓の溝は大きく、協議は難航しているとみられます。

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